建設業許可アカデミー 第13回/全50回
はじめに
「外壁塗装工事をしていますが、建設業許可は必要ですか?」
「塗装工事業と防水工事業の違いがよく分かりません。」
外壁塗装会社やリフォーム会社の方から、このようなご相談をいただくことがあります。
塗装工事は住宅・マンション・工場など幅広い建物で行われる工事ですが、一定規模以上の工事を請け負う場合には建設業許可が必要となります。
今回は、塗装工事業の対象となる工事や、建設業許可が必要となるケースについてわかりやすく解説します。
塗装工事業とは?
塗装工事業とは、建築物や工作物などに塗料を塗布し、保護・美観の維持・機能向上を目的として行う工事です。
建物の外壁だけでなく、屋根や橋梁、鉄骨など、さまざまな場所で施工されています。
塗装工事業の代表例
次のような工事は、塗装工事業に該当します。
- 外壁塗装工事
- 屋根塗装工事
- 鉄骨塗装工事
- 橋梁塗装工事
- 防食塗装工事
- 吹付塗装工事
- 室内塗装工事
建物の保護や耐久性を高めるために行う塗装工事が対象です。
建設業許可が必要となるケース
一定額以上の塗装工事を請け負う場合は、建設業許可(塗装工事業)が必要です。
元請会社から建設業許可の取得を求められたり、公共工事への参加を目指したりする場合にも、建設業許可が重要になります。
塗装工事業と防水工事業の違い
「塗装工事」と「防水工事」は混同されることがありますが、建設業法では別の業種です。
- 塗装工事業:塗料を塗布し、美観や耐久性を向上させる工事
- 防水工事業:建物への雨水などの浸入を防ぐことを目的とした工事
工事内容によって、必要となる建設業許可が異なります。
よくある勘違い
「外壁工事だから防水工事業だけでよい」
外壁塗装を専門に行う場合は、塗装工事業の許可が必要となるケースがあります。
「塗装工事は小規模だから建設業許可はいらない」
請負金額が一定額以上となる場合は、建設業許可が必要です。
「塗装工事業の許可があれば防水工事もできる」
塗装工事と防水工事は別の業種です。
工事内容に応じて適切な許可を取得することが大切です。
行政書士からのワンポイント
塗装会社では、事業拡大に伴い
- 防水工事業
- 内装仕上工事業
- とび・土工工事業
などを追加取得するケースもあります。
今後の事業展開を見据えて許可を取得することで、受注できる工事の幅が広がります。
まとめ
塗装工事業は、建物や構造物を塗装し、美観や耐久性を維持・向上させる工事を対象とした建設業許可です。
外壁塗装や屋根塗装などを専門に行う会社では、建設業許可を取得することで、事業拡大や信用力向上につながります。
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塗装工事会社やリフォーム会社の皆さまも、お気軽にご相談ください。

