建設業許可アカデミー 第11回/全50回
はじめに
「クロス工事や床工事をしていますが、建設業許可は必要ですか?」
リフォーム会社や内装工事業者の方から、このようなご相談をいただくことがあります。
店舗や住宅のリフォーム需要が高まる中、内装仕上工事業の建設業許可を取得する会社も増えています。
今回は、内装仕上工事業の対象となる工事や、建設業許可が必要となるケースについてわかりやすく解説します。
内装仕上工事業とは?
内装仕上工事業とは、建物の内部を仕上げるための工事を行う業種です。
建物の完成後やリフォーム時に行われる仕上げ工事が中心となります。
住宅・店舗・オフィス・商業施設など、さまざまな建物で必要とされる工事です。
内装仕上工事業の代表例
次のような工事は、内装仕上工事業に該当します。
- クロス(壁紙)の施工
- 床材(フローリング・クッションフロア等)の施工
- カーペット工事
- カーテン・ブラインドの設置
- 天井仕上工事
- 間仕切り工事
- 化粧ボード工事
- 室内装飾工事
建設業許可が必要となるケース
内装仕上工事でも、一定額以上の工事を請け負う場合は、建設業許可(内装仕上工事業)が必要です。
元請会社や大手リフォーム会社から、建設業許可の取得を求められるケースも少なくありません。
許可を取得することで、受注できる工事の幅が広がり、取引先からの信頼向上にもつながります。
リフォーム工事との関係
「リフォーム工事=内装仕上工事」と思われることがありますが、リフォーム工事にはさまざまな工事が含まれます。
例えば、
- クロスの張替え → 内装仕上工事
- キッチンの配管工事 → 管工事
- コンセントの増設 → 電気工事
- 外壁塗装 → 塗装工事
工事内容によって必要な建設業許可の業種が異なります。
よくある勘違い
「リフォーム工事だから内装仕上工事だけで大丈夫」
リフォーム工事には複数の専門工事が含まれることがあります。
工事内容に応じた許可を取得することが重要です。
「クロス工事だけだから許可はいらない」
請負金額が一定額以上となる場合は、建設業許可が必要になるケースがあります。
「内装工事はすべて同じ業種」
実際には、電気工事や管工事、塗装工事など、複数の業種に分かれる場合があります。
行政書士からのワンポイント
リフォーム会社では、
- 内装仕上工事業
- 電気工事業
- 管工事業
など、複数業種の許可を取得するケースもあります。
現在の事業だけでなく、今後の事業展開も考慮して許可を取得すると、受注機会の拡大につながります。
まとめ
内装仕上工事業は、建物内部を仕上げる工事を対象とした建設業許可です。
クロス工事や床工事などを専門に行う会社では、建設業許可を取得することで、より大きな工事の受注や取引先からの信頼向上につながります。
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リフォーム会社や内装工事業者の皆さまも、お気軽にご相談ください。
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