建設業許可アカデミー 第37回/全50回
はじめに
「経審では点数が付くと聞きました。」
「少しでも評点を上げる方法はありますか?」
公共工事への参入を目指す建設会社から、このようなご相談をよくいただきます。
経営事項審査(経審)では、会社の状況をもとに総合的な評価が行われ、その結果として**評点(P点)**が算出されます。
この評点は、公共工事の入札参加資格にも大きく影響する重要な指標です。
今回は、P点の基本的な考え方と、評点アップにつながる主なポイントをご紹介します。
P点とは?
P点とは、経営事項審査において算出される総合評定値です。
会社の規模だけで決まるものではなく、
- 経営状況
- 技術力
- 完成工事高
- 社会性
など、複数の評価項目を総合して算出されます。
発注機関によっては、この評点を参考に入札参加資格や格付けを行います。
評点に影響する主な項目
経審では、さまざまな項目が評価対象になります。
代表的なものは次のとおりです。
完成工事高
完成工事高は、経審における重要な評価項目です。
適切な業種区分で実績を整理することが大切です。
技術職員
有資格者や技術職員の状況も評価されます。
保有資格や配置状況によって、評点に影響する場合があります。
財務状況
会社の財務内容も評価項目の一つです。
日頃から健全な財務管理を行うことが重要です。
社会性等
社会保険への加入状況や、法令で定められた各種評価項目も評点に反映されます。
会社の体制整備が、評価向上につながることがあります。
評点アップのために取り組みたいこと
経審は、申請直前だけで対策できるものではありません。
日頃から次のような取り組みを進めることが重要です。
- 技術者の資格取得を支援する
- 完成工事高を適切に管理する
- 決算変更届を期限内に提出する
- 必要な届出を漏れなく行う
- 社会保険などの加入状況を確認する
こうした積み重ねが、将来的な評点アップにつながります。
よくある勘違い
「売上だけ高ければ評点も高くなる」
売上だけではなく、技術力や財務状況、社会性なども総合的に評価されます。
「経審は毎年同じ結果になる」
会社の状況が変われば、評点も変動します。
日頃の取り組みが評価につながります。
「申請直前に対策すれば間に合う」
経審は、日々の経営や人材育成、各種届出の積み重ねが重要です。
早めに準備を始めることをおすすめします。
行政書士からのワンポイント
経審は、「申請書を提出する手続き」ではなく、
会社の経営状況を客観的に評価する制度です。
評点アップを目指すためには、
- 技術者の配置
- 保有資格の確認
- 完成工事高の整理
- 各種届出の適正な管理
などを計画的に進めることが大切です。
行政書士法人HALでは、経審申請だけでなく、「どの項目を改善すれば評点アップにつながるか」という視点からもサポートしています。
こんな方は一度ご相談ください
- □ 公共工事への参入を目指している
- □ 経審を初めて受ける
- □ 評点(P点)を少しでも上げたい
- □ 技術職員の評価について知りたい
- □ 入札参加資格申請までまとめて相談したい
まとめ
経審の評点(P点)は、公共工事への参加において重要な評価指標です。
評点アップのためには、
- 完成工事高
- 技術職員
- 財務状況
- 社会性
などを日頃から適切に管理することが重要です。
「経審を受ける時期」だけでなく、「会社をどのように育てていくか」という視点で取り組むことが、将来の受注拡大につながります。
評点アップのご相談も行政書士法人HALへ
「今の評点で公共工事へ参加できる?」
「どこを改善すれば評点が上がる?」
そんな方へ。
行政書士法人HALでは、経審申請だけでなく、評点アップに向けた改善ポイントのご提案も行っています。
このような方はお気軽にご相談ください
- 初めて経審を受ける
- 評点を改善したい
- 技術者配置について相談したい
- 入札参加資格申請も依頼したい
- 建設業顧問を探している
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