建設業許可アカデミー 第25回/全50回
はじめに
「建設業許可を取得したいのですが、欠格要件とは何ですか?」
「過去の経歴が影響することはありますか?」
建設業許可を申請される方の中には、このような不安をお持ちの方も少なくありません。
建設業許可を取得するためには、経営業務の管理責任者や営業所技術者等、財産的基礎だけでなく、誠実性と欠格要件についても確認されます。
今回は、この2つの要件について、できるだけわかりやすく解説します。
誠実性とは?
誠実性とは、建設工事の請負契約を適正に履行できる体制が整っていることを確認するための要件です。
例えば、
- 契約内容を守る
- 不正な営業を行わない
- 適切な工事を行う
など、建設業者として信頼できる事業者であることが求められます。
欠格要件とは?
欠格要件とは、建設業法で定められた「建設業許可を受けることができない事由」のことです。
法人・個人事業主だけでなく、役員なども対象となる場合があります。
申請前には、該当する事項がないか確認することが重要です。
どのようなケースが確認される?
申請時には、例えば次のような事項が確認されます。
- 建設業法などに基づく一定の処分歴
- 一定の法令違反による欠格事由
- 暴力団排除に関する要件
- 成年後見制度などに関する事項(法令に基づく確認事項)
個別の事情によって判断が異なるため、不安がある場合は事前に確認することをおすすめします。
よくある勘違い
「一度でも行政処分を受けたら絶対に許可は取得できない」
行政処分の内容や時期によって判断が異なります。
すべてのケースで取得できないわけではありません。
「法人だけ確認される」
法人だけでなく、役員などについても確認される場合があります。
「少しでも心当たりがあれば申請できない」
事情によっては問題にならないケースもあります。
自己判断せず、事前に専門家へ相談することが大切です。
行政書士からのワンポイント
欠格要件については、
「昔のことだから影響があるのか分からない」
というご相談をいただくことがあります。
一方で、実際に確認してみると申請に問題がないケースも少なくありません。
反対に、事前確認をせず申請を進めると、手続きが長引くこともあります。
不安な点がある場合は、申請前に確認しておくことをおすすめします。
こんな方は一度ご相談ください
次のような方は、申請前に確認することをおすすめします。
- □ 自社が建設業許可の要件を満たしているか不安
- □ 過去の経歴について確認したいことがある
- □ 役員変更を予定している
- □ 建設業許可の取得可否を事前に確認したい
- □ できるだけスムーズに許可を取得したい
まとめ
建設業許可を取得するためには、
- 誠実性
- 欠格要件
についても確認されます。
必要以上に心配する必要はありませんが、申請前に確認しておくことで安心して手続きを進めることができます。
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